Programs

宮田彩加 / 廣田碧

ニュー博物誌~好奇心の遺伝子~

期間
5/8 Thu. - 6/23 mon.
※Osaka Art & Design 2025の会期は5月28日(水)〜 6月24日(火)
営業時間
9:00-21:00
会場
大阪梅田ツインタワーズ・ノース 1階 コンコース / 阪急うめだ本店 コンコースウィンドー

大阪梅田ツインタワーズ・ノース 1階 コンコース / 阪急うめだ本店 コンコースウィンドー 初の共催アートインスタレーション。

エルンスト・ヘッケルの図鑑や、古今東西の布に描かれた動植物などからインスピレーションを受け、自然科学と芸術が交差する世界を描き出し、生命の神秘に迫る探究心を刺繍という手法を通じて可視化する現代美術家・宮田彩加。その創造性を通じ、過去、現在、そして未来もきっと変わらない、人類の根源的な好奇心が息づく世界を博物誌的に表現。グラフィックデザインと造形領域を精力的に横断する看板屋/デザイナー・廣田碧をコラボレーターに迎え、未来の創造を展望し、AIとの実験的共創も取り入れながら、ウィンドーとコンコースが共鳴することで創り出される大規模なプレゼンテーションを初展開。未知への憧れが掻き立てられる、博物誌を見るようなアートとして、人々の好奇心の遺伝子をよびさます。

Artist / Brand

宮田 彩加(現代美術家)

京都生まれ。2012年、京都造形芸術大学大学院 芸術表現専攻 修士課程 染織領域修了。大学で染織を専攻したことがきっかけで、染めた布に奥行きやボリュームを出すために手刺繍・ミシン刺繍によるオリジナルテクニックを使った制作を始める。ミシンという世の中に溢れた媒体に意図的にバグを起こすことで現れる糸の層「WARP」シリーズや、支持体の布を無くし、糸だけで構築させていく「Knots」シリーズなど、「エラー:失敗の行為によって新たな価値観が生まれる」を根本にしたテクニックと、生物の形態や、物事の発生や進化の在り方を呼応させた作品作りをしている、唯一無二の現代美術家として活躍している。主な展覧会に2024年「札幌国際芸術祭」(北海道立近代美術館)、2022年個展「裏腹のいとはよすが」(岐阜現代美術館)。

廣田 碧(看板屋/ グラフィックデザイナー)

デザイン事務所でグラフィックデザイナーとして活動後、2015年から家業である看板屋「看太郎」の2代目を継ぐ。店舗やブランド、イベント、展示などのロゴ・VIのデザインを手がけながら、看板を主軸に、手描きのレタリングやドローイング、グラフィックといった平面のデザインを、さまざまな素材・媒体を用いて空間へ展開することを試み、デザイン→製作→施工までの工程を一貫して担う。看板が持つメディアとしての可能性を探求するための自主企画として『超看板』を2017年(大阪・ミミヤマミシン)と2020年(東京・村世界)に開催。現在は衰退しつつある看板のペイント技術の普及も目指している。


コンセプト&ディレクション:コダマシーン(金澤韻+増井辰一郎)
ウィンドー背景描画協力:榎並爽野

Gallery

大阪梅田ツインタワーズ・ノース 1階 コンコース


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〒〒530-0017
大阪市北区角田町8番1号

阪急うめだ本店 コンコースウィンドー


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〒530-8350
大阪市北区角田町8番7号