東京建物|Brillia
東京建物のマンションブランド「Brillia」。豊かな暮らしにはアートが不可欠という想いから、生活動線上でアートに触れる体験を継続的に展開。レジデンス内のアートをはじめ、公募展の開催や東京・京橋でのアート拠点の創設など、様々なアート体験を通じて、豊かで心地よい生活の提供を目指す。
堂島の新たなシンボル
ラグジュアリーホテル「Four Seasons Hotel」とプライベートレジデンス「Brillia」が一体となった、地下1階・地上49階の巨大複合施設「ONE DOJIMA PROJECT」が2024年5月、ついに完成を迎える。コンセプトは「旅とアート」。スタイリッシュな外観は、タワーを帆船に見立ててデザインしたもので、タワー自体が巨大な彫刻作品のよう。大阪・堂島の新たなシンボルとして早くも注目を集めている。 「Brillia」では近年、ブランドをあげてアートへの取り組みに注力。自社のアートギャラリーや公募展など、日常の中のアート体験を通じた心豊かな暮らしを提案している。建物全体をアート作品としてデザインした「ONE DOJIMA PROJECT」は、そうした取り組みのひとつの集大成といえるだろう。
アートがあふれる空間
アートは建物内部にも。キュレーター兼美術評論家の南條史生が「旅とアート」をテーマにキュレーションした国内外のアーティストによる作品が、外構や住宅共用部に約50点展示されている。プレーンでニュートラルな空間に置かれたアート作品は、暮らしに心地よく溶け込みながらも、新しい刺激や発見を与えてくれる。 外構に設置されたパブリックアートは、関西出身の彫刻家「名和晃平」とフランスのアーティスト「ジャン=ミシェル・オトニエル」によるもので、いずれも一般公開される。名和が手掛けた約5mの彫刻作品《Trans-Mio》は、トートバッグを持った美大生が交差点で頭上の青空に浮かぶ月を見上げている、何気ないポーズをモチーフに選んだ。ボクセル状のボリュームと流れる雲のようなボリュームが同居する様子は、情報空間と現実のパラレルな関係を示しつつ、都市の人々にその存在のリアリティを問いかけている。
ホテルエントランスに置かれるオトニエルの作品《Le Noeud de Babel》は、ステンレスの無数の球が連なり、周辺の景色を映し出す美しい作品となっている。
Kohei Nawa《Trans-Mio》
Photo by Nobutada OMOTE | Sandwich
Jean-Michel Othoniel 《Le Noeud de Babel》
Photo by 市川靖史
堂島の街にアートを
古くから商人の街として知られ、現在もユニークな個人商店が軒を連ねる堂島。中之島ともほど近く、フェスティバルホールや美術館へのアクセスもよい。そんな街の個性を活かすため、アートを主軸に開発を行った。開発のロールモデルに掲げたのは、アートの本場・ニューヨーク。
ニューヨークでは、人々がアートに高い関心を持ち、現代アート作品がオフィスや住居に飾られるなど、暮らしに広く浸透している。そんなニューヨークのように、堂島の街もアートで盛り上げたいという想いのもと完成した「ONE DOJIMA PROJECT」。街歩きをしながら気軽に立ち寄り、アート鑑賞を楽しんでほしい。
名和晃平《Trans-Mio》
Photo by Nobutada OMOTE | Sandwich
東京建物|Brillia
東京建物のマンションブランド「Brillia」。豊かな暮らしにはアートが不可欠という想いから、生活動線上でアートに触れる体験を継続的に展開。レジデンス内のアートをはじめ、公募展の開催や東京・京橋でのアート拠点の創設など、様々なアート体験を通じて、豊かで心地よい生活の提供を目指す。
ONE DOJIMA PROJECT
ラグジュアリーホテル「Four Seasons Hotel」とプライベートレジデンス「Brillia」の超高層複合タワー。大阪・堂島に2024年5月誕生(ホテルは8月オープン予定)。コンセプトは「旅とアート」。「PIET BOON(ピエト・ブーン)」が共用部のデザイン監修を務め、敷地内にはキュレーター / 美術評論家・南條史生がセレクトしたアート約50点を展示する。
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大阪府大阪市北区堂島2丁目4-4