工藤玲
高知県生まれ。アジアを中心にアメリカやヨーロッパで、数年間にわたりネオンサインの写真を撮り続ける。アメリカとウクライナでネオンサインの制作に携わった後、現在は京都を拠点に作品を制作している。
心に届き、感情をゆさぶる光。
ネオンの光を使った作品を制作する新進気鋭のアーティスト、工藤玲。中学時代、地元・高知の歓楽街で初めて目にしたネオンサイン。その魅力の虜となり、アメリカとウクライナでネオンの技術を習得した後、ネオンと鉄やアクリルなど様々な素材を組み合わせたアート作品を発表。懐かしさや妖しさなど様々な表情を見せるネオンを題材に、新たな光の表現を模索している。
そんな工藤による作品展“VAPID”が、大阪・心斎橋のラグジュアリーホテル「W大阪」W階のLIVING ROOMで、5月29日(水)から6月25日(火)まで開催される。
工藤玲《We the people》2023
展示のコンセプト
初めてネオンと出会ったとき、光と闇とが絶妙に溶け合い、そこに物語が奏でられているように感じたと語る工藤。以来、光と闇のような正反対のオブジェクトが融合することで、独特のオーラを感じられるようなネオン作品を手掛けている。
今回の展示“VAPID”では、黒を基調とした作品をラインアップ。展示のインスピレーション源となったのは、江戸時代の大阪の商人にまつわるエピソードだ。贅沢な装いを禁じられていた中で裏地に豪華絢爛な装飾を施し、ひそかにお洒落を楽しんでいた商人の遊び心を、ネオンの輝きに落とし込んだ。ネオンの光が放つ生命力やエネルギーを感じ、想像力をふくらませて楽しんでいただきたい。
光と色彩があふれる、まだ見ぬ世界へ。
展示の舞台となるのは、“大人の遊び場”がコンセプトのホテル「W大阪」。安藤忠雄がデザインを監修した、黒一色のミニマルな外観のビル。その内部には色とりどりの装飾がちりばめられた豪華絢爛な空間が広がり、日本文化や四季をテーマにしたアーティスティックなデザインやインテリアの数々を楽しむことができる。
過去にもアートイベントの開催や、国内外のクリエイターとのコラボレーションを積極的に行っている「W大阪」。今回のイベントでも、こだわりが詰まった空間とアート作品の相乗効果が生み出す独自の世界観に注目が集まっている。ネオンの光とカラフルな色彩が感性を刺激する、かつてないアート体験をぜひ会場で。
新しいカルチャーが生まれるソーシャルハブ、
LIVING ROOM
工藤玲
高知県生まれ。アジアを中心にアメリカやヨーロッパで、数年間にわたりネオンサインの写真を撮り続ける。アメリカとウクライナでネオンサインの制作に携わった後、現在は京都を拠点に作品を制作している。
W大阪
2021年日本初上陸、国内唯一のWホテル「W大阪」。心斎橋の御堂筋沿いに位置し、観光、グルメ、ショッピング、エンタメ、ビジネスにも好アクセス。安藤忠雄がデザイン監修した黒い外観と、色鮮やかな内観の対比が遊び心ある空間を生み出す。「目的地となるホテル」として今までにない新しいラグジュアリー体験をご提供する。
〒542-0081
大阪府大阪市中央区南船場4丁目1-3