※Osaka Art & Design 2024の会期は5月29日(水)~ 6月25日(火)
名画の世界を体感する
鑑賞する絵画から、体感する絵画へ。
最新のテクノロジーが創り出す絵画空間をリアルに体感できる、新感覚のアートプログラム “Immersive Museum”が大阪に上陸。世界的な名画の世界を、特殊な音響効果と視界一面に投影された映像によって再現。まるで作品世界に入り込んだかのような独自の感覚をお楽しみいただけます。
トップ画像:「フォトタイム」 東京会場の様子
©Immersive Museum
ゴッホ「ひまわり」 東京会場の様子
ポスト印象派とは
今回取り扱うのは、ポスト印象派の代表的な画家たち。既存の美術界に反旗を翻し、絵画の世界に革命を起こした印象派。その誕生から12年が経った1886年のパリで、第8回印象派展が開催されました。 メンバー内での意見の対立や新しい画家たちの台頭により、結果的に最後の印象派グループ展となったこの年、 オランダからパリへ、まだ無名の若き画家がやってきます。彼の名はフィンセント・ファン・ゴッホ。 印象派絵画をそれぞれの方法で発展させた画家たちによる「ポスト印象派」時代の始まりでした。
©Pump Park Vintage Photography/Alamy/amanaimages
よみがえる名作たち
ゴッホの「ひまわり」や「星月夜」、スーラの「グランド・ジャット島の日曜日の午後」、セザンヌの「サント=ヴィクトワール山」――ポスト印象派の名作たちが、幾年もの時を超えて鮮やかによみがえります。絵画の中にダイブして、かつて画家たちが目にしたのと同じ風景を楽しみ、彼らの世界観に浸る贅沢な時間をお過ごしください。