ウィリアム・メレル・ヴォーリズ
米国カンザス州レブンワース生まれ。1905年に来日、1908年のヴォーリズ建築設計事務所の開設から、後に近江ミッション(近江兄弟社)を設立。教育・医療・出版など多岐に渡る事業展開をした。特にメンソレータム(現・近江兄弟社メンターム)を広く日本に普及させたことでも知られている。また、YMCA活動やキリスト教会館(教会)を設立するなど、信徒の立場で熱心にプロテスタントの伝道に従事した。讃美歌や同志社カレッジソングなどの作詞作曲を手掛け、ハモンドオルガンを日本に紹介するなど、音楽に造詣も深かった。
1916年頃、大丸初代社長・下村正太郎と出会い大丸心斎橋店を設計。