クニト
1981年奈良県生まれ。金沢美術工芸大学 大学院 陶磁コース修了、同大学 大学院彫刻分野博士号取得。
モノゴトの二面性をコンセプトに樹脂や布、やきもの、木材、光、その他様々な素材を用いて、インスタレーションや彫刻などの幅広い表現で概念的な境界を見つけ出し、時間や記憶などの非物質なテーマを制作している。
気鋭のアーティスト・クニトが作り出す、ダイナミックな彫刻作品。“粘土を宇宙から地球に向かって落としたら、大気圏突入の際の圧縮熱で焼成され、やきものになるのではないか?”そんなアイデアから生まれた本作は、やきものと彫刻両方のバックグラウンドを持つクニトならではのスケールの大きな発想が魅力。思わず宇宙から飛んできた瞬間を想像してしまう作品です。